どうして献血できない?

 献血できない理由・・・、それは献血されるあなたの健康を守るためです。

 献血前の検査でよく『比重不足』のために献血が出来ないことを告げられる人がいます。 それは、今は人にあげられるぐらいの充分な余裕がありませんよ。 ということなのです。 献血できない=病気というわけではありません。
 血液比重・ヘモグロビン量(濃度)というのは、血液の重さ・濃さのことを意味しています。 低比重・低ヘモグロビン濃度の場合、献血基準に満たないために献血できないこともあるのですが、健康な身体状態でもその数値はその時々により様々。 単に睡眠不足であったり、疲労であったり、自覚症状のない体調の優れない時が血液の低比重や低濃度と重なって献血できないことがあるのです。

 なので、献血基準は献血をされる方の健康を守ることを第一に定められていて、単なる目安に過ぎないのです。 いずれにしても人にあげられるぐらい余裕があるように健康に気をつけながら、自分のためにも規則正しい生活を心がけていきましょう。