平均赤血球容積(MCV)


 赤血球1個の平均的容積、すなわち赤血球の大きさの指標となるもので、赤血球数とヘマトクリット値から算出したものです。 赤血球容積の平均値のことで、ヘマトクリット値を赤血球数で割って求めます。

 赤血球が小さいと運搬する酸素の量も少なくなり、体内の細胞組織が酸欠状態となってしまい、息切れや立ちくらみなどの症状が現れます。

 標準値 : 80.0〜100.0fL