献血で糖尿病検査

 献血協力者の健康増進を目的に、日本赤十字社は献血時の無料血液検査の項目に糖尿病の検査項目
グリコアルブミン検査
を追加することとしました。(2009年3月15日から運用開始済)

 糖尿病といえば増加している生活習慣病の一つで、小児糖尿病という子供まで広がってきている国民病です。いまやその予備軍は1600万人とも言われるまでになり、日本赤十字社は糖尿病検査を追加することで献血者の減少に効果を期待しているのです。

 現在の献血時血液検査は1982年から実施されており、検査項目にはコレステロールや、肝機能障害の指標となるGPTなど7項目の値をチェックし、約2週間後、結果を本人に郵送する仕組み。 今回は、糖尿病の判定に使う検査項目を追加されるということです。 無論、費用は日赤が負担。

 会社などで集団検診を受診できない主婦や学生、フリーターにとっては好都合なことですね。 献血事業への協力者が増えると良いです。 献血者減少対策として、日赤もあの手この手で工夫をしているのです。