ヘモグロビン量(Hb)


 ヘモグロビンとは、血液の赤い色は赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)によるもので、赤血球の働きの中心となっています。 ヘモグロビンとは鉄を含む「ヘム」とたんぱく質の「グロビン」がくっついたものです。 ヘモグロビンは酸素を体じゅうに運搬する重要な役割を担っていて、鉄が不足するとヘモグロビンも足りなくなり、息切れや動機などの酸欠症状が現れる。 血液中のヘモグロビンは、酸素と結びつき全身の組織へ酸素を運び二酸化炭素を回収する働きがあります。 このため血液中のヘモグロビン濃度が下がると全身の組織や臓器が酸素不足となります。 これを鉄欠乏性貧血と言います。 

 標準値 : (男性) 13.3〜17.4g/dL
        (女性) 11.2〜14.9g/dL