ヘマトクリット値(Ht)

ヘマトクリットとは血液中に占める赤血球の割合です。 通常赤血球数が減少するとヘモグロビンとともにヘマトクリットも低数値となります。
ヘマトクリット値は一定の血液量に対する赤血球の割合(容積)をパーセントで表したものです。 簡単に言えば血液の中にどのくらいの割合で赤血球が含まれているか?の容積比率です。 ヘマトクリット値の低い血液は 液体成分の血漿が多いということでサラサラ、逆にヘマトクリット値が高くなると血液は濃くドロドロとしてきます。 ドロドロ血状態では血液の循環が悪くなり、動脈硬化になりやすく血栓が発生し、心筋梗塞や脳梗塞の危険性が増してしまいます。
貧血状態、妊娠中などでは値が低くなります。
標準値 : (男性) 39.0〜50.4%
(女性) 34.0〜44.0%