総蛋白

血清中には80種類以上の蛋白が含まれ、様々な機能を持ち、生命維持に大きな役割を果たします。
血清蛋白の主な成分は、アルブミンとグロブリンで、アルブミンは血清の濃さを調節、色素や薬剤を運搬する役目を持ち、グロブリンはさらに大きく4別され、α1-グロブリンは血液を凝固させ、α2-グロブリンはリポ蛋白、ビタミン、ホルモン、銅を運搬、β-グロブリンはリポ蛋白、ビタミン、ホルモン、銅、鉄、亜鉛を運搬し、γ-グロブリンは病原体に抵抗する抗体になる 役目を持っています。 その総量を総蛋白として測定しています。
血液中の蛋白質を調べることで、全身的な栄養状態を知ることができます。
検査法単位 : Biuret Method
標準値 : 6.5〜8.2 g/dL