採血

 血液検査が終わり、採血の種類(成分献血で血漿を取るか、血小板を取るか)が決まるといよいよ採血となります。

 採血はリクライニングできるベッドに横になり、各ベッドに設置されたテレビ、もしくはDVDを見ながら採血してもらいます。 DVDソフトは少ないですがレンタルビデオから貸し出されたものが準備されていて、好きなものを見ることができます。 成分献血は1時間ぐらいかかるのでこういったサービスがあるといいですよね。

 ベッドに案内されて横になり、氏名、血液型などを確認された後まずは採血部の消毒を行います。 これはアルコールではなくて「ヨウ素消毒」をします。 消毒後1分間待ってからあの巨大な採血注射針の登場です!


 画像でわかるでしょうか? 太さはちょうど爪楊枝(ツマヨウジ)ぐらいですね。 ヨウ素消毒の後も画像のとおりです。 採血終了後にきれいに拭きとってくれるので服に付いたりはしません。
 この注射針を刺すときの感じは、「チクッ」ではありません。 事前の血液検査ではそんな感じですが、採血時の針を刺すときは、たとえるならば、つねられているような痛さです。

 「ヂ・ッ・ク・〜!」って感じでしょうか。

 でも我慢できないような痛さではありません。 痛いのも初めだけでだんだん痛みはなくなりますよ。 私の主観ですが、針を刺すのが上手な看護士さんとそうでない看護士さんがいます。 いつも担当の看護士さんが決まると、「今日は痛そうだな」とか、「今日は安心」って思っちゃいます。 上手でない看護士さんも悪気はないのでしょうが、上手な方はまったく痛くないこともあるぐらいうまく刺すんです。 抜くときも上手ですよ〜。

 採血中に献血の記念品を選ばせてもらえます。 毎回4種類あるのですが、私は洗剤とか家庭で使う消耗品をいつも選ばせていただいています。 洗剤のほかは、MDやDVD−Rとかがありますよ。 冬場は温泉入浴剤もありました。

 各センターや、移動献血車で異なりますが、私がいただいた献血の記念品とはこのようなものです。←クリックしてね!



 献血終了後は待合所兼、休憩所でゆっくり休んでから帰りましょう。 終了後カルテを受付へ提出すると記念品と一緒に献血手帳を返してもらいます。 その後無料の自動販売機で水分補給、備え付けのお菓子を食べながらゆっくり休みます。 献血センターによってサービスが違うのですが、ミスドのドーナッツがあるところ、ロッテリアのハンバーガー、ハーゲンダッツアイスが食べられるところなど、ちょっと有名な献血センターもあります。 献血者減少対策で工夫されているのでしょう。

 献血者には後日サービスで、血液検査結果が郵送されてきます。 自己健康管理に役立ちます。